お知らせ
2024/04/15 18:36
2014年03月19日

暑さ寒さも彼岸までとか、昔の人はよく言ったものでここ数日でみるみる日差しの色が変わってきたように感じられますね。
象屋でも一気に春の商品が登場!!
昨年より登場したさくらさくらという菓名で人気のお餅入りの一口もなかに加えて、今回初登場の「八十八夜」は宇治のお抹茶入りのひとくちもなかでございます。
小さいお子様に食パンマン?と聞かれましたが、いえいえ茶箱のかたちに似せたものであります。
茶箱をご存知ありませんか?
昔はお茶を貨物列車で全国に配送していました。
お茶も重なれば結構重たく、頑丈に作らねばなりませんし、何より湿気を防ぐために杉の木を使用していますので、防虫効果もあり、使用後はお米を入れたりしていたものです。
おそらく60歳以上の世代はご存知ではないでしょうか?
とにかく戦後の台所の変化には目まぐるしいものがあります。
昭和35年生まれの僕は子供の頃まだ土間の台所のおうちがありましたし、お米の入れ物もなにか給湯器のようなかたちで軽量してでてくるものがはやりましたがすっかり見なくなりました。(知ってる?)
まきでたいたご飯はあまい炭のかおりがうつってたまらなく懐かしいものですが、それを売りにしている旅館を昔の人が知ったらさぞ驚かれることでしょう。
話が脱線してしまいましたが、そのさくらさくらもなかと八十八夜の抹茶もなかは6個ずつ12個入りにすると吉野の山の新緑の合間に咲く山桜のようで美しいつめあわせになって今一番の人気の進物セットです。価格は税込2130円、売り切れも多いのでお早めにね。